今日の給食
甘いね……!
【フラワーロール・牛乳・かじきとポテトのアーモンド和え・白花豆のスープ】
「かじきとポテトのアーモンド和え」は、ホクホクのじゃがいも、パリパリと香ばしいアーモンドで、食感も楽しめました。白花豆のペーストと牛乳で作る「白花豆のスープ」は子供達から「甘いね」という声も聞こえましたが、食べ慣れないせいか好みは分かれたようです。白花豆は白餡を作るときの材料で、和菓子には欠かせない食材です。和食のイメージが強いのですが、こうすると洋風の料理にも使えるのです。
油揚げで、満足感
【こぎつねずし(酢めし)・牛乳・わかたけ汁】
刻んだ油揚げがたっぷり入った「こぎつねずし」です。甘辛く煮込まれた油揚げが酢めしによく合い、ボリュームも満点です。焦げ茶色の油揚げがきつねに似ているから、油揚げはきつねの好物だからなど、油揚げのことをきつねと呼ぶ理由は諸説あるようです。今日は、小さく切った油揚げを使っているので「こぎつね」です。名前も可愛い、人気献立です。
意外に人気……!
【コッペパン・牛乳・ほきのバジル揚げ・キャベツのソテー・ポークビーンズ】
「ポークビーンズ」の大豆は、乾燥のものを使っています。給食室で乾燥大豆を炒り、柔らかく茹でてから、茹で汁ごと使うのです。水煮大豆でも十分においしいのですが、やはり茹でたてのものは格別です。そして、意外に人気だったのが「ほきのバジル揚げ」です。ほきは白身の深海魚で、あまり一般には流通していないのですが、給食では割とポピュラーな食材です。バジルの風味も加わって食べやすかったようで、残菜も少なめでした!
春のおいしさ
【たけのこごはん・牛乳・厚焼きたまご・春キャベツのみそ汁】
具材はたけのこと鶏肉だけ!シンプルな「たけのこごはん」でしたが、思った以上に人気でした。たけのこは存在感を出したくて少し大きめに切りましたが、味も食感もしっかりと楽しめました。「春キャベツのみそ汁」・「厚焼きたまご」と組み合わせたので、春らしさが感じられる献立になりました。
ぷりぷり、とろーり
【フラワーロール・牛乳・野菜サラダ・えびのクリーム煮】
日本語には食感表現が多く、その数は諸外国語の2~4倍ともいわれています。日本語の食感表現のほとんどはオノマトペ(擬音語・擬態語)なので、微妙に異なる食感をリアルに表現し分けることができます。「えびのクリーム煮」はえびがぷりぷりで、とろーっとしたクリームが優しい味わいでした。「ウマい」「ヤバい」だけで終わりにせず、おいしさを言葉にして伝えれば、おいしい記憶がもっともっと重なっていくと思います。