【たけのこごはん・牛乳・厚焼きたまご・春キャベツのみそ汁】

　具材はたけのこと鶏肉だけ！シンプルな「たけのこごはん」でしたが、思った以上に人気でした。たけのこは存在感を出したくて少し大きめに切りましたが、味も食感もしっかりと楽しめました。「春キャベツのみそ汁」・「厚焼きたまご」と組み合わせたので、春らしさが感じられる献立になりました。

　　　　　　　　　　　　　【フラワーロール・牛乳・野菜サラダ・えびのクリーム煮】

　日本語には食感表現が多く、その数は諸外国語の２～４倍ともいわれています。日本語の食感表現のほとんどはオノマトペ（擬音語・擬態語）なので、微妙に異なる食感をリアルに表現し分けることができます。「えびのクリーム煮」はえびがぷりぷりで、とろーっとしたクリームが優しい味わいでした。「ウマい」「ヤバい」だけで終わりにせず、おいしさを言葉にして伝えれば、おいしい記憶がもっともっと重なっていくと思います。

　　　　　　　【ごはん・牛乳・マーボーどうふ・わんたんスープ・河内ばんかん】

　ごはんが進む「マーボーどうふ」です。「わんたんスープ」との組み合わせで、いかにも中華！という献立になりました。デザートの果物は、「グレープフルーツ？」とか「レモンなの？」という声が聞こえてきましたが、正解は「河内ばんかん」です。漢字では「河内晩柑」と書き、熊本県河内町で誕生した、晩生（収穫が春以降）の柑橘ということが名前の由来です。見た目はグレープフルーツに似ていますが、苦みはなく、さっぱりとした味わいです。

　　　　　　　　　【ツイストパン・牛乳・新じゃがいものそぼろあんかけ・フルーツカクテル】

　初夏に収穫するじゃがいもを、一足先に早採りしたものが新じゃがいもです。3月～5月に出回り、小ぶりですが皮が薄く、柔らかくて水気が多いのが特徴です。「新じゃがいものそぼろあんかけ」は新じゃがいもを揚げ、新たまねぎ・にんじん・干ししいたけ・豚ひき肉が入ったあんに絡めました。揚げたじゃがいもがホクホクで、大好評！色々な種類のフルーツ缶・ナタデココ・寒天が入った「フルーツカクテル」も、よく食べていました。

　　　　　　　　　　　【とり五目ごはん・牛乳・ししゃもの立田揚げ・新たまねぎのみそ汁】

　今年度初めての自校炊飯の献立です。白いごはんや酢めしは炊きあがったものが届くのですが、炊き込みごはんだけは調理室で炊いています。と言っても特別な炊飯器があるわけではなく、汁物や煮物を作る「回転釜」という大釜を使っています。回転釜は１台でなんでもこなせる優れものなのです。味がしっかり染みた具沢山の「とり五目ごはん」は、大人気でした。「新たまねぎのみそ汁」は、今が旬の新たまねぎがとろけるように柔らかく、甘みがありました。自然の恵みに感謝です！

　　　　　　　　　　【ちらしずし（酢めし）・牛乳・お祝いすまし汁・お祝いピーチゼリー】

　入学式・始業式から少し時間が経ってしまいましたが、今日は1年生を迎える会もあり、ちょうどよいタイミングでのお祝い献立になりました。たまごの黄色、さやえんどうの緑色が加わり、春のお花畑のような「ちらしずし」ができました。桜型のかまぼこが入った「お祝いすまし汁」も、「お花が咲いているみたい！」と好評でした。気温が高くなってきたので、酸味が効いた酢めしがおいしく感じられたようです。

　　　　【はちみつパン・牛乳・ホワイトフィッシュ・ミニトマト・ソーセージと春キャベツのスープ】

　「ホワイトフィッシュ」は、たらのポーションフライです。見た目からは想像がつかないので、１年生は「なんだ、これ……？」という表情でしたが、白身魚なので食べやすかったようです。給食では食中毒防止のため、基本的に食材を全て加熱調理しますが、「ミニトマト」と果物は洗浄後に酢で消毒して生で提供しています。酢の香りは残らないので、違和感なく食べられます。苦手な子供もいたようですが、頑張って挑戦する姿も見られました。

　　　　　　　【カレーライス（麦ごはん）・牛乳・もやしとコーンのソテー】

　今も昔も不動の人気献立、「カレーライス」です。大きな釜で大量に煮込むので、肉も野菜もほっこりと柔らかくなります。辛さは控えめですが、チーズと脱脂粉乳でコクとまろやかさを加えているので、物足りなさを感じさせません。麦ごはんや「もやしとコーンのソテー」など配膳が少し難しい献立でしたが、１年生の給食当番も張ってくれました！

　　　　　　　【子供パン・牛乳・煮込みハンバーグ・こふきいも・野菜スープ】

　子供達の大好物、ハンバーグです。今日は、たまねぎとマッシュルームを加え、ケチャップ・中濃ソース・デミグラスソースで煮込みました。パンに挟んでハンバーガーにして食べている子供も！おいしそうだったので、思わず真似をしてしまいました。「野菜スープ」は、ベーコン・にんじん・たまねぎ・キャベツ・ホールコーンが入って、具沢山。野菜のおいしさが溶け込んで、優しい味に仕上がりました。

　【セルフドッグ（コッペパン・フランクフルトソーセージ・ボイルキャベツ）・牛乳・コーンクリームスープ】

　今日は自分で作る「セルフドッグ」でした。切れ込みが入っているコッペパンに、フランクフルトとキャベツを挟み、ホットドッグを完成させます。柔らかくて甘みがある春キャベツは茹でただけで十分においしく、フランクフルトとの相性もバッチリ！１年生も上手に作って、大きな口を開けて頬張っていました。優しい甘さの「コーンクリームスープ」も人気で、子供達も大喜びでした。